面接

日本の会社には新卒採用、中途採用、最近では第二新卒といった様々な採用活動が行われています。

特に第二新卒はここ10年ほどで注目されるようになってきた採用枠なので「自分が第二新卒に入るのかどうか?応募して良いのか?」を迷う方が非常に多いようです。

この記事では、新卒採用、第二新卒、既卒、中途採用、それぞれの特徴や選考の違い、それぞれの面接で求められることなどを出来るだけ分かりやすく説明致しました。

記事の前半では言葉の違いについて、後半では第二新卒と中途採用の違いについて取り上げておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

新卒、第二新卒、既卒、中途採用、それぞれの特徴と違い

日本企業の採用活動には、

  • 新卒
  • 第二新卒
  • 既卒
  • 中途採用

など様々な採用枠がありそれぞれに特徴が異なります。採用枠は普通、大まかに

  1. 新卒採用
  2. 中途採用

の2つに分類できます。

新卒採用は高校、高専、短大、専門学校、大学、大学院などを学校卒業した直後の4月から入社する時に用いられる採用枠で、選考は学校在学中に行うのが普通です。

中途採用は新卒以外の採用枠の全てのことで

  • 第二新卒
  • 既卒

もここに含まれます。

第二新卒学校卒業後に入社3年前後経過した人を採用する場合に使われ、既卒学校卒業後にどこにも就職した経験がない人を採用する場合に使われます。

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もちろん中途採用には既卒、第二新卒以外にも管理職や20代後半~の職務経験や専門スキルを期待する即戦力クラスの転職(いわゆるキャリア採用)も行っています。

だから学校在学中であれば新卒採用に応募できるし、学校に在学していない場合は全て中途採用の括りで応募することになりますね。

 

転職の場合、新卒採用には応募できないことが大半

新卒採用は普通、学校卒業後に入社することを前提としており、在学中に選考を行うことがほとんどで、採用対象は全て卒業後の就職を希望している学生です。

ですので学校を中退して卒業していない人とか、あるいは既に卒業してしまっている人は新卒採用ではなく中途採用での応募となります。

最近は新卒採用にも卒業後1~2年以内の人であれば応募可能な企業も出てきているようですが、企業が特別に許可していない場合(あるいは求人票に記載がない場合)は学生のみが応募できる枠と考えて良いです。

新卒採用は企業にとっては0から育てる生え抜き人材なので、将来性重視で学生時代の経験や頑張ったことなどを中心に評価を行います。

 

転職するなら中途採用だが、自分の属性によって採用枠が異なる

学生以外の採用活動は全て中途採用なので、転職を希望される方は中途採用からの応募になります。

この中途採用の中にも、企業ごとに採用枠が細かく区切られていることがあり、一般的には

  1. 既卒
  2. 第二新卒
  3. キャリア採用

こちらの3つの採用枠で期待する人材像も異なります。(すべての企業が3つの採用枠を全て用意している訳ではなく、各企業が必要な採用枠のみを設けています)

既卒採用は学校卒業後にどこにも就職しなかった人を対象にした枠で、公務員試験や資格試験からの転向組、あるいは留学などで新卒採用のタイミングを失った方たちを将来性を期待して採用する場合に用いられます。

第二新卒は前述の通り、新卒でどこかの会社に入社した経験を持つ3年前後以内の人材を採用する場合に用いられ、基本的な社会人スキルやビジネスマナーが備わっているが、同時に将来性やポテンシャルも期待して採用活動を行います。

キャリア採用は各ポジションに必要な業務経験、スキル、経歴、年齢などを考慮した即戦力レベルの採用です。一般的な中途採用のイメージはここですね。

 

新卒採用、中途採用と第二新卒/求められること、面接のポイントの違い

第二新卒と中途採用(キャリア採用)では、期待されることも、求められることも、面接で聞かれることも違います。

第二新卒で求められることは

  • 基本的なビジネスマナー、ビジネススキル
  • 将来性/ポテンシャル
  • 入社意欲の高さ

こういったことを求められますので、新卒採用時のような「自分がどんな人間でどれだけ素敵な人格で、どれだけ可能性がある人材か」といったアピールに加え、仕事の実績、実務能力のアピールも求められます。

新卒採用は学生採用なので職務経歴書もありません。仕事の実績やスキルも話せないので、学生時代に頑張ったこと、困難を乗り越えたことの話からその人の人間性を推測していくことになります。

それぞれの採用面接での評価のポイントを整理しますと、

  • 新卒では将来性が100%
  • 第二新卒では将来性と実務能力を半々ぐらい
  • キャリア採用では実務能力がほぼ100%

このような配分で評価されると思って下さい。

 

中途採用(キャリア採用)と第二新卒の面接の違い

35歳以上のキャリア採用では「仕事の実績/成果」、「実務能力」などで評価を受けます。

一方の第二新卒では将来性とポテンシャル重視の採用なので「自分がどういう人間か」、「やる気」といったものも評価対象に入ってきますので、若い人はチャンスです。

キャリア採用も第二新卒も大まかな括りでは中途採用になりますので職務経歴書が必須です。

面接でも「過去の実績」、それと「転職理由」や「退職理由」を必ず聞かれるようになりますね。

  • なぜ転職するのか?
  • なぜ前職の会社ではだめなのか?

この2点はどこの会社に行っても聞かれるはずなので、出来るだけ前向きでポジティブな答えを用意しておきたいものです。

 

中途採用(キャリア採用)と第二新卒採用の入社後について

入社後についても、キャリア採用の方は即戦力なので入社後すぐに実務レベルでの仕事を要求されることになります。

一方、第二新卒では(企業によって異なるものの)研修をしっかり受けさせてもらえたり、研修がなくてもOJTで先輩が仕事を指導してくれたる場合が多いようです。

大手企業であれば長期的に自社に馴染んで活躍してもらえるような研修プランを用意していることが多く、入社が4月や10月など区切りが良い時期であれば新卒採用者とともに研修を受けされてくれるケースもあるようですね。

出世競争に関しての有利/不利は各企業風土に依存するので名言は難しいですが、派閥や生え抜きかどうかを重視されない企業であればさほど気にする必要はないかと思います。

 

まとめ

第二新卒、既卒、新卒、そして中途採用(キャリア採用)のそれぞれの違いや特徴について解説してきました。

それぞれの採用枠の違いを理解した上で、自分がどこから応募するのか、応募資格があるのかを把握しておきましょう。

学生は中途採用には応募できませんし、未経験者がキャリア採用に応募するのも難しいので、募集要項を確認して応募するようにしてください。