会社員の転落

新卒入社1年目の新入社員で転職するのは、やはり甘えなのか?

個人的に「1年目での転職は高リスクなので避けた方が無難だが、やむを得ない場合は最終手段として転職もあり」だと思ってます。

もう正論のような説教を聞くのは飽きたでしょう?周囲は正論ばかり突きつけるだけで、今の苦しみからどうすれば開放されるか?具体的な話は何もしない。

入社1年目で理想と現実のギャップに悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んで、精神的な負担が軽減されることを祈っています。

 

【新入社員/入社1年目の転職】人間、誰だって水(環境)が合う合わないがある

人間、誰だって自分に合う環境、合わない環境があります。動物だって、それぞれに自分が快適に生きることができる自然環境がありますよね。

北極に暮らすシロクマは東南アジアの湿地帯の野生の海では暮らせないし、モグラは木の上では暮らせない。魚だって浅瀬にくらすものもいれば、深海でしか生きられないものもいる。

自然界では自分が暮らすべき環境とは全く違う環境に身をおくと、すぐに死んでしまうのです。

人間だって同じ。同じ人間だって、とある環境が快適という人もいれば、同じ環境でも苦しくて病んでしまう人もいる。それは正しい/間違ってる、弱い/強いの問題じゃないんです。

人にはそれぞれに快適に生きていける環境というのがあって、それとは違う環境に間違って身をおいてしまうと心身ともにダメージを受けて、精力的に活動できなくなります。

こういうミスマッチが起きた状態で生きていると、どんどん自分が自分じゃなくなっていくんですよね。電通で自殺した新入社員の事件あったでしょ、あれ決して他人事じゃないんですよ。

 

合わない環境に身をおいてしまった人に残された対処法は2つ

もしあなたが自分に合わない環境に間違って身を置いてしまい、生きる希望を失い、苦しみに耐えるだけの絶望の人生を歩んでいるのだとしたら、解決策は2つしかない。

  1. その環境に馴染む努力をする
  2. 環境を変える

このどっちかを選ぶしか無い。

人間にはその環境に馴染むという別の生き方ができます。だからその環境に馴染む努力が出来るのならすればいいし、人事異動などで環境が変わるならそれまで待っても良い。

でも、そもそもあなたは今の環境に馴染みたいと思ってますか?

今の環境に馴染んだ先に得られるものが何もなく、その先の人生に絶望しているから、馴染む努力すら出来ずにいるのではありませんか?

今の環境に馴染めるのなら、それが理想です。でも馴染もうと思っても出来ない時だってあるし、根本的にミスマッチが起きてるのに無理合わそうとすれば、その先にはうつ病しかありません。

だから、今の環境に馴染むことに前向きになれないんだったら、別の環境に身を移すのも自分の身を守るための立派な選択肢なんじゃない?と私は思う訳です。

 

大事なのはどんな環境なら自分に合うのか?を徹底して考え、そこに転職すること

今の会社や仕事がどうしても合わないのなら、環境を変えれば良いと思います。

でも絶対に忘れてはいけないのは、どういう仕事や環境なら自分はやっていけるのか?をキチンと把握して、少しでもそこの水に自分が合いそうだと思える転職先を選ばないとダメだよ、ということ。

ただ闇雲に転職すれば良い訳ではありません。ただ単に今の環境から逃げるだけの次の転職先を吟味しない安易な転職は絶対にオススメしません。

どういう環境なら自分がやっていけるか?の自分なりに考えて、そういう環境の所に狙って転職しなければ、転職先でも同じ失敗を繰り返すだけだからです。

今の時代、転職サービスも充実してますから入社1年目の人でも利用できる転職エージェントはたくさんあるし、マッチング率に定評のある求人紹介サービスも山ほどあるから、自分に合う環境を選ぶのは決して至難の業ではありません。

 

今の環境に馴染む努力をしていたら身も心もボロボロになってしまった私の体験談

私が新卒1年目での転職に肯定的なのは、自分が合わない環境に無理なり馴染もうとして痛い目にあったからです。

入社からたった1年。たった1年で身も心もボロボロになってしまい、その後社会復帰できるまで3年もかかるとう人生で最も苦しい時期を過ごしました。自律神経失調症、慢性偏頭痛、適応障害、不安症、もう自分が自分じゃなくなってしまいました。

どうしても興味が持てない仕事、馴染めない体育会の価値観、厳しい上下関係、描けない将来、周囲から期待されるのは自分が全く望まないキャリアパス…。

私も年令を重ねて分かったのですが、自分に合わない環境や価値観というのはどう頑張ったって合わせられないんですよ。

これはもう努力とか根性とかの問題じゃない。合わないものは、合わない。無理なものは無理だった。だから、あそこまで身も心もボロボロになるんだったら、早く見切りをつけて環境を変える努力をすべきだったと思いました。

当時は1年目で転職なんて考えるだけで恥ずかしかったし、どうすれば転職できるのかも分からなかったから、誰にも相談できずただ苦しい毎日が過ぎるのをジッと耐えるだけでした。

でも今はいろんな選択肢がある。

当時を振り返って後悔するのは、正論で自分を無理やり支配して、合わない環境に無理やり合わそうとするんじゃなくて、潔く負けを認めて、周囲の力を頼って、早く環境を変える努力をすべきだったなぁと本当に思います。

その後にあんなに苦しい思いをして自分の心や体がボロボロになるぐらいだったら、1年目の転職リスクのほうがずっと小さかったって思う。

 

新入社員/1年目の転職が甘えだ!と言われようが、転職後に成功すればこっちの勝ち

他人から甘えだなんだって散々批判されたとしても、転職先で大成功すれば自分の選択は正解になるし、転職先で上手く行かなければ所詮は失敗です。

やっぱり1年目で転職するとなると周囲の目も気になるし、どうやって言い訳しようか、どうやって仕方がない理由を探すかに躍起になりがちだと思うんですよ。

こちらの記事でも書きましたが、一番大事なのは転職という選択肢を取るのなら、いかにしてそれを自分にとっての正解に出来るかです。

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確かに1年目の転職はリスクがあるので、それを受け入れた上で慎重に転職先を選ぶ必要はありますが、1年目の転職が100%ダメと決めつける必要は全くありません。

 

でもどうしても新卒1年目で転職する踏ん切りがつかない人へ

「理屈では今の会社でせめて3年、頑張るべきって分かってるけど、それでも転職したく堪らない」、

あるいは

「そりゃあ転職できるならしたいけど、でもやっぱり勇気が出ずに躊躇してしまう」

という人は、少しだけ動いて様子を見ながら転職の可能性を探っていく方法がオススメです。

私は「偵察の転職活動」と呼んでいるのですが、在職のまま転職サイトに登録して求人を眺めたり、転職エージェントに登録して今後に向けて相談をしたり意見をもらいながら、低リスクで少しずつ転職の可能性を探っていく方法です。

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上の記事で書いている方法なら1円のお金もかけず、今の仕事を続けて最小限のリスクに抑えて、石橋を叩きながら橋をわたることが出来るし、もし嫌ならすぐに辞めることも出来ます。

いきなり会社を辞めるなどの大胆な行動は取るべきではないし、そんな勇気もないでしょう。

だから、まずは「ちょっと動いてちょっと様子を見る」っていう偵察の転職活動をすれば、ただ苦しみに耐えるだけの毎日も変化が現れるはずですよ。