地方都市の風景

全国に拠点がある会社に入社しますと、自分が希望しない地方へ配属されることがあります。

金融機関や小売り、メーカーにでは特に全国転勤が前提になっている事が多く、新卒の初期配属でいきなり縁もゆかりもない地方に配属されることは珍しい話ではありません。

当初は全国転勤を受け入れた上での就職だったはずでも、いざ自分が地方転勤を言い渡されると愕然としてしまう人が大多数です。

私が入社した会社でも配属発表時にショックの余り泣き出してしまった女性もいましたし、いつの時代でもこういう地方勤務の難しさはあるものです。

地方転勤や配属を言い渡されてもいきなり転職や退職もできないでしょうから、私なりに思う「慣れない土地での一人暮らしを乗り切るコツ」などを紹介していきます。

 

こんなはずじゃなかった!新卒入社でいきなりの地方配属

初期配属で地方勤務を命じられるケースが多いのは証券や銀行などの金融機関、小売り業、大手メーカーです。

これらの業種は全国に拠点があり、メーカーでは地方に大きな工場を持っていますから、新入社員は地方で研修をしたり、初期配属で数年間は地方での仕事を経験する人が多いですね。

配属された地域が自分に縁がある地域であればまだ頑張れるでしょうが、これまでの人生で全く縁もゆかりもない地方に配属されるとモチベーションも下がります。

知り合いもおらず、休みの日の楽しみを見つけるのも難しく、仕事そのものを辞めたいと悩む人がすごく多いですね。

地方に本社がある会社だと、そこで一生暮らしていく可能性もある訳です。縁もゆかりも無い地方でこれから40年暮らしていくなんて考えると、ゾッとしてしまって、第二新卒での転職を画策する人はたくさんいます。

「え、もしかして自分は一生ここで暮らすの?

あと40年もここに住んで、ここに家を買って、ここで家族を持って、ここで年老いていくの?え、ムリムリ!絶対無理でしょ」

って我に返ったり、この地でずっと暮らしていくことを想像すると何のために行きてるのかわからくなるって話は頻繁に聞くし、実際に知り合いからも同じ話を聞いたことがあります。

私の知り合いでも、北陸や九州、東海、東北、そして北海道まで様々な地域に配属を言い渡される人がたくさんいて、それぞれに苦労をしながら上手に乗り切ったり、あるいは我慢できずに転職をしたりしています。

 

地方配属での寂しい一人暮らしを乗り切るコツ

私の知り合いで地方勤務を上手に乗り切っている人に共通しているのは、

  • 自分なりの楽しみを見つけていること
  • 休みの日人と会う機会をたくさん作っていること

の2つです。

休みの日に何もやることがなく、家に閉じこもって一人でインドアな趣味を楽しむのも悪くないのですが、それだけで地方勤務を乗り切るのは難しい場合がほとんど。

やっぱり誰かと会って話をするなり、会社の愚痴を言い合うなり、休みの日に人と会う時間を意識的に多く作ってる人が多いと思います。

みんな縁もゆかりもない地域に一人暮らしをするのは寂しいので、会社内部の人間なり、外部の人間なり、自分なりにONとOFFを上手に切り替えて上手くストレスを解消しながら働いています。

会社の寮に入っていれば同期や先輩たちと触れ合う機会も多いと思いますが、全くの一人暮らしですとやはり寂しいと思います。

多少お金がかかっても地元に頻繁に帰ったり、遠出しても友達と会う機会を積極的に作らないと皆やってられないっていうのが本音ですからね。

友達だけでなく、彼氏や彼女など恋人との時間があるだけで頑張れると言う人も多いので、やっぱり自分が孤立しないように工夫するのが地方勤務を乗り切る一番のコツかと思います。

 

プラス思考で地方勤務を楽しめれば最高だけど…

せっかく地方勤務になったので色々廻って楽しみたいっていう超プラス思考になれれば地方勤務も楽しくなりますよ。

私の知り合いには「その地域にある隠れ家的なバーに飛び込みで入って楽しんでる」って猛者もいましたし、地域の社会人サークルでフットサルやバスケ、草野球をやってるとか、そこで知り合いを作ってるって人もいました。

ここまでプラス思考になれれば苦労はしないと思うのですが、地方勤務を楽しむには自分なりに楽しむコツを見出して順応していく姿勢も時には必要かと思います。

あとは家族や友達を頻繁に呼んで観光に行ってるっていう話はよく聞きます。三重県に赴任した知り合いは「ここ1年で伊勢神宮に8回行った」って言ってましたw

人生の中でそう多くの時間を今の地域で暮らす訳ではないと思うので、毎週でも毎月でも、小さくてもよいので何か楽しみを作っていくのが地方勤務を乗り切るコツのようです。

 

終わりが見えない地方勤務に嫌気が差して転職を考える人も

全国転勤のある仕事ですと2~3年ぐらいで転勤があると思うので、「とりあえず次の転勤まで」という意識で働くのは皆同じです。

私の周囲で全国転勤を経験しながら転職に踏み切った人を見ていると、地方勤務を終えて都市部に戻ってきてから転職するパターンと、地方勤務に耐えきれずにそのまま転職する2つのパターンがあります。

地方勤務をやり遂げて都市部に戻ってきてから転職活動をする背景には、きちんと地方勤務をやりきったというわかりやすい評価が得られること、数年の業務経験を経た方が転職もスムーズに行くという考えがあるようです。

それに東京や都市部で始めると、地方ではあまり見かけなかった「転職という選択肢」がグンと身近になり、年齢も20代半ば~後半に差し掛かってきて、「さぁ自分も本気で考えてみよう」と次に向けて動き出すというパターンが多いようです。

逆に地方勤務中に転職をするケースですと、地方勤務以外の理由、例えば労働時間がイレギュラーだったり、内定前に聞いていた内容とは全く違う業務に就いてしまったり、家庭の事情で地元近くで暮らしたいといった様々な理由も合わさって転職を決める人が多いようです。

実際、地方勤務をしていた友人たちに聞いても、「一定数は地方勤務に慣れずに入社2年目ぐらいで辞めていく人もかなりいた」とのことで、やはり一定数は慣れない土地での勤務に馴染めずミスマッチを起こしてしまうようです。

それに「地方勤務なんて、誰も言わないけど、それが自分のためになってるって自分に言い聞かせて、都合よく自分を騙して乗り切っているようなもので、実際のとこと地方勤務が自分の成長に繋がってるどうかは実際問題、かなり疑わしい」というのが本音のようです。

その「誰も言わないけど実際みんな薄々感づいている不都合な事実」に気づいてしまった人がいち早く転職するというケースもあるようなので、地方勤務中にさっさと見切りをつけて転職するっていうのも実は100%悪いとも言い切れないのかもしれません。

 

地方から転職エージェントを使って転職先を決めた人も

地方勤務中に転職活動をした人は、転職エージェントを上手に使って転職先を見つける人が多いです。

地方で転職活動をすると、どうしても日程面や時間の都合で不利になりますが、リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなどの人材紹介会社を使い、電話面談で求人紹介を受け、内定までの転職支援を受けてうまく行ったという人の話もよく聞きます。

転職エージェントっていうと都心部にしか拠点がないので地方は対象外かと誤解されがちですが、地方でも電話面談で丁寧に転職サポートを受けられるので、地方勤務から都心に戻りたい人にはうってつけの相談先だと思うので、「もう結構、転職についてホンキで考えたい」というところまで来ている人は登録を検討してみましょう。

私が別で運営しているサイトになりますが、「ワタシの転職エージェント」という色んな転職エージェントを実体験ベースでの評判や比較を中心に紹介しているサイトで、特に「転職エージェントの選び方|自分と相性の良いエージェントを見分ける方法」という記事は地方勤務の人のエージェント選びでは参考になる情報かと思いますので、ぜひ御覧ください。

個人的には一番転職サポートの質が良かったdoda(デューダ)がおすすめで、社会人経験が浅く不安が強い第二新卒での転職者からの支持が強いエージェントになっているので、エージェントをもし利用する場合は検討してみてください。

→ dodaエージェントの評判と特徴/実際に使ってみた感想

 

まとめ

慣れない土地への地方転勤、地方配属は多くの社会人にとって悩ましい問題です。

それぞれに自分なりの楽しみを見つけて順応する必要がありますし、出来るだけ休みの日にも人と会う機会を設けて孤立しない工夫が必要です。

転職活動を始める場合でも都市部で勤務をしている時の方がやりやすいですが、一定数は地方勤務に耐えられずに転職を選ぶ人も多くいます。

あなたにとってどの選択肢がベストかは分かりませんが、順応できる工夫はやってみて、それでもダメだった時に別の道を考えるのがやはり妥当かと思います。